基本給と手当はどちらが多い方が得?

会社を探している際に、
「基本給○○万」や「○○手当(3万)」と書いているのを見ることがあります。
では、基本給と手当は、どちらが多い方が得なのでしょうか?
どちらが得?
基本給が多い方が得。
一般的には「基本給+各種手当」で構成されていると思います。
会社によっては「基本給は少ないけど、手当は多い」というのも存在します。
しかし、どちらが得なのか?と言われれば「基本給」が多い方が得なのです。
なぜ、基本給が多い方が得なのか?
本人の同意書が必要になって来るから。
企業は基本給を変更(減給)する場合、
就業規則の不利益変更に当てはまるため、労働者から個別に同意が必要となります。
なので、同意なく減給というのは、企業側としては簡単に変更できるものではないのです。
しかし、これは手当でも言えることで、
減給する場合、基本的に総支給額を同じにしていると、これに引っかかりません。
一方、手当は
手当は容易に変更(減給)が可能。
給与規定にもよりますが、
労働者の同意なく変更が出来ない基本給に対して、
手当は、会社の業績(事情)によって金額が変動しやすいです。
なので、総支給額が同じであっても、
簡単に変更できない「基本給」の方がメリットがあるのです。
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以上、基本給と手当はどちらが多い方が得?でした。